心と体はつながっています
「身体の力を取り戻す 奇跡の整体」
中山隆嗣 著 より抜粋
人が「生きる」というのは、単純に食べたり眠ったりすることだけではない。
そこには「こころ」の働きが必要で、
いろいろなことを考え、感じ、悩み、喜ぶといったことをともない、
「生きる」意味を見出す。
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人が充実した人生を送ろうと考えるならば、健康な肉体と健全な精神がなくてはならない。
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そう考えたとき、姿勢が崩れていたらどうだろう。
器としての肉体において、
姿勢が悪いということは内臓の不調を招き、
脳の働きも阻害する。
感情や思考を司る脳の働きが悪くなれば、「こころ」の働きにもマイナスに作用し、
結局心身ともに崩れた状態になっていくことになる。
こうなると「生きる」目標・目的を持つどころか、
日々の生活もまともに送れなくなる。
自分は何のために生まれてきたのかとか、
これからどうなるのかという不安が出てきたりして、
考えのベクトルはすべて「負」の方向に向いてしまう。
しかし、たまたま何かのきっかけで「負」に変わったのなら、
また別のきっかけでその反対に向ければよい。
その具体的な方法の一つが姿勢の意識であり、
昔から言われている「姿勢を正す」ということの実践なのだ。
正しい姿勢は他人が見ていても気持ちがよい。
パワーを感じる。
その状態はまわりの雰囲気もよくし、その場のエネルギーを高める。
そこにいる人はその場からのパワーをもらい、
さらに場のエネルギーを高めていく。
よいスパイラルの始まりになるのだ。
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ぶっちゃけ、アロマテラピーでなくても
鍼灸でも整体でもカイロでもいいのですが、
動けなくなるほど我慢して病院にお世話になるのではなく、
自愛して予防医学を実践できますように。
思い悩んで暗い毎日をすごすのではなく、
一日でも長く幸せで感謝の日々を送れるように。
「健全な精神は健全な身体に宿る