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香水の街、グラース

  • 執筆者の写真: かよ みつなり
    かよ みつなり
  • 2016年11月17日
  • 読了時間: 2分

世界の約7割の香水を創出するといわれているグラース。

ニースからみて北西、カンヌの北にあたる小さな小さな村です。

カンヌからは電車で15分くらいだったかと。

ただし香水の街としては広く知られているので南仏の観光地として有名です。

香水文化があるフランスでは、調香師という肩書きは非常にステータスのあるもので、

1人前に仕事をさせてもらえるのはどんなに早くでも40代と聞きました。

また五感をフルに活用する仕事柄、音楽鑑賞や美術館巡りも仕事のうちだそう。

一旦自分の創った香水がヒットするとものすごい額が懐に入るそうですが、

日本では香料会社の一社員という扱いでしかなく、ごく普通のサラリーマンのお給料だそうです。。

かわいそうな感じもしますね。。

調香師さんは天然香料はもちろん人工香料、

要は単一成分を取り出した香りも含めて扱います。

何百種類もの香りをまとめ上げるまさに香りのプロです。

そんな街、グラースには大手メーカーであるFragonard(フラゴナール)や

Morrinard (モリナール)といった会社の香水博物館があります。

香水の歴史は精油の歴史ともかぶりますので有意義に蒸留機などを見学させてもらいました。

今では水蒸気蒸留法という、釜にしこたま植物を詰め込んで、

下から蒸気をあて、上がってきた蒸気をまた冷やして精油を取り出すという方法が主流ですが、

その昔は動物性油脂に花びらを押し当て、花びらの香りを移し、

その後に油脂を溶かして精油を抽出するという方法がとられていました。

その当時の道具が陳列されていたり、その従事者の写真が飾られていて、

道具好きアンティーク好きの私としてはわくわくものでした〜〜。


 
 
 

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