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香害

  • 執筆者の写真: かよ みつなり
    かよ みつなり
  • 2017年11月19日
  • 読了時間: 3分

以下、市販の柔軟剤に含まれている物質の中にはVOC(揮発性有機化合物)やアレルギー物質になりうる成分が含まれていることが判明、人工香料の弊害の代表的な話でしょう。

アロマテラピーで使用するのも精油の香りを利用してのこと。

もちろん天然香料ではありますが注意点や禁忌もあります。

rythmeでは間違いなく自信を持って使いこなせるよう講座を設けております。

いずれにせよ周りに迷惑をかけないことがマナーですね。

自分にとって良い香りでも他人にとっては我慢ならない香りかもしれません。

東洋経済ON LINE 11月18日号より抜粋

香りに害と書いて「香害(こうがい)」――。今、香水などの香料による体調不良を訴える人が増えている。

中でも、やり玉に挙げられているのが、衣類の柔軟剤だ。さわやかな香りがする一方で、頭痛やめまい、吐き気などに悩まされるケースが出ている。NPO法人・日本消費者連盟(日消連)が今夏に2日間限定で開設した「香害110番」には多くの“通報”が相次いだ。

洗濯物の香りの相談が最多

「家の窓を開けると、隣の家に干している衣服から柔軟剤のにおいがして、頭痛が長時間続いた」「電車やエレベーターに乗ると、隣の人の衣服から柔軟剤のにおいがしてせきが止まらなくなった」

日消連にはこうした相談が213件寄せられた。その中で最も多かったのが、近隣の洗濯物の香りについてだった。日消連で香害問題に取り組む杉浦陽子氏は「今回寄せられた相談は氷山の一角にすぎない。化学物質による被害は誰にでも起こりうる」と警鐘を鳴らす。

柔軟剤は洗濯後の繊維を柔らかく保つ仕上げ剤。もともとは微香タイプが多かったが、2000年代半ばに海外製の香り付き柔軟剤が発売されると瞬く間に人気商品となった。これをきっかけに日本のメーカーも相次いで同様の商品を投入した。

その一方で、前述のような頭痛やめまいを訴える声が聞こえ始めた。2013年に独立行政法人の国民生活センターが柔軟剤に関する相談内容を公表したところ、同様の相談が増えていった。同年にはセンターに331件の相談があり、それ以降の相談件数も毎年100件超で推移している。

このような状況に柔軟剤メーカーはどう対応していくのか。

「今後は消費者庁だけではなく、文部科学省にも訴えていく。香り付き柔軟剤による体調不良を訴える声は、学校からも多く寄せられている。柔軟剤をやめよう、とまでは言えないが、香りに関するエチケットを教育する場が必要だと感じている」(杉浦氏)

需要がある以上、香り付き柔軟剤の商品はこれからも投入されるはず。メーカーや消費者庁による対策と同時に、一人ひとりが「香りのマナー」を意識しなくてはいけない時代に来ているのかもしれない。


 
 
 

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